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4リズムヘッドアレンジ・コードプログレッションⅡ 特別授業 第1弾 ft. 中西圭三 レポート1

「Choo Choo TRAIN」など数多くのヒット曲・名曲を作り、歌手としても活躍する中西圭三氏と映画・放送音楽コース准教授:堀井勝美先生のスペシャル・コラボ授業(全2回)が、堀井先生の「4リズムヘッドアレンジ・コードプログレッションⅡ」授業内で実施されました!

中西圭三氏の曲作りの考え方、きっかけ、ヒント、アプローチなどなど、音大等でアカデミックな音楽教育を受けずして超一流の作曲家となった中西氏だからこそ伝えられるノウハウを伝授して頂き、学生は授業と課題の両方を通して、様々な角度からの曲作りへのアプローチを体感することができました。


第1回目 ~目の前で曲ができていく~ (2016年1月18日)

まずはいつものJ-208教室で、今回このスペシャル・コラボ授業を実現させてくださった堀井先生から中西さんのご紹介。そして、中西さんから、ご本人の経歴、音楽作り、仕事、人間関係、現在に至るまでの活動などについて、お話をして頂きました。学生からの質問にも丁寧にお答え頂き、逆に中西さんから学生への問いかけも。途中からさらにゲストとして、ソングライティングコース客員准教授の川村ケン先生にも合流して頂き、お互いの理解もいくらか深まったところで、みんなでスタジオ入り。川村先生のピアノと中西さんの歌で「作曲」が始まりました。

中西先生と川村先生
中西さん(左)と川村先生

はじめは中西さん自らギターを奏で、なにかを探ります。川村先生も、中西さんのギターが提案する音に触発されてピアノを弾き始め、何度も何度も試行錯誤をしながら、また、対話を繰り返しながら「曲」を仕上げていきます。難なく進む場面も、お互いが煮詰まる場面も、学生たちは手の届きそうな距離で見学できました。

間近で見学
作曲の現場を間近で見学する学生たち

中西さんの曲作りは、楽器と一緒に歌いながら作り上げていきます。その際、歌詞が無い状態なので、ほぼ意味のない言葉でメロディが出来上がっていきます。完成後に改めて歌詞を作り、歌詞に  合わせてメロディの修正が行われるのです。

Photo_04

ほぼ仕上がった楽曲に、打ち込みのドラムを入れ、それをクリック(※1)替わりにボーカル、ピアノをレコーディングして曲の骨組みを形にします。

その後、仮アレンジとして川村先生によりベース、エレピ(※2)、オルガンをダビング、本学のレコーディング・エンジニア田中さんによりエレキギターもダビングします。

再度中西さんの歌をレコーディングして、楽曲が完成!その日の内に仮のミックスダウン(※3)をしました。

間近で見学
レコーディングを行う中西さん

宿題:この曲のアレンジを完成させよう!

参加学生たちには、先生たちが仕上げた楽曲の音源(音源1)と、中西さんのボーカル・パートのみのトラック(音源2)が配布されました。


音源1:先生たちが仕上げた楽曲の音源


音源2:ボーカル・パートのみのトラック


次回の授業までに、中西さんのボーカル・トラックを基に、イントロ~1ハーフ(※4)、あるいは2ハーフサイズのフルアレンジを完成させることが、この日の宿題です。また、目的を持ったアレンジにするためにイメージとなる音源も見つけ、持参することも課されました(もちろん、マネをする為のものではありません)。

完成させたアレンジは翌週の第2回目授業でレコーディングをすることが決まり、この日の授業は終了しました。

第2回目授業レポートでは学生のアレンジの音源と譜面を公開しますので、乞うご期待!



※1 クリック:レコーディングの際、プレイヤーにテンポを提示するメトロノームの役割をするもの。

※2 エレピ:エレクトリック・ピアノの略。業界では一般的にエレピは「電子ピアノ」ではなく、フェンダーローズやウーリッツァー等を指す。

※3 ミックスダウン:レコーディングした各パートの音量や定位を調整し、楽曲全体のサウンドを整えていく作業のこと。今回は「仮ミックス」という、暫定のミックスダウンでした。

※4 1ハーフ:通常、1コーラス~2コーラス目のアタマまでが把握できる曲尺のことを指す業界用語。



【楽曲試聴の際の注意】

楽曲の著作権は作者に帰属します。営利、非営利に関わらず本データを複製、販売、頒布、出版、譲渡、公衆送信するなど、著作権法で認められた私的利用の範囲を超える利用はできません。また、著作権者、著作隣接権者の名誉、人格、信用等を毀損する行為はくれぐれもご遠慮ください。