在学生の声

作曲をしたい!という強い思いで、
音楽の世界へ飛び込んだMMC第1期生

ずっと続けてきた野球から音楽へと舵を切った村内さんと、大好きな英語から音楽へと針路を変えた平舘さん。
大学から音楽へ方向転換した道のりは似ていますが、音楽への向き合い方がそれぞれ個性的なお二人をご紹介します。

村内 悠侑希(むらうち ゆうき)さん

MMC第1期生/3年生(※取材当時)

村内 悠侑希(むらうち ゆうき)さん

平舘 茉宙(ひらだて まひろ)さん

MMC第1期生/3年生(※取材当時)

平舘 茉宙(ひらだて まひろ)さん

—なぜ大学で作曲を専攻しようと?

村内
僕は幼少期からピアノを習っていて、作曲も好きでした。でも小学生から野球に夢中になっちゃって高校まで続けたんです。そこから「さあ大学をどうしよう」って考えた時に「野球はもういい、やっぱり音楽しかない!」と思って方向転換しました。
平舘
私も小さい頃からエレクトーンや吹奏楽をやっていましたが、中学・高校では英語を頑張って勉強しました。でも高2の冬に見たアニメの劇伴のオーケストラが本当に素晴らしくて「こんな曲を書きたい!」と思ったのがきっかけです。

—MMCを選んだ決め手は?

村内
東京出身なんで他にも音大はたくさんあったんですが、いろんな大学のホームページを見比べてMMCを選びました。決め手は、作曲をやりたいと思っていた自分の希望に、MMCのカリキュラムが一番合っていると思ったからです。
平舘
「劇伴の作曲を勉強したい」と私もいろいろ大学を調べたんですけど、MMCの前身が『映画・放送音楽コース』だと知り、その名前を見た瞬間ココに決めていました。
—MMCを選んだ決め手は?

—和声、伴奏付け、楽典などの試験科目はどうやって勉強を?

村内
和声はゼロからのスタートでした。とにかく基礎的なことをやって、その上で過去問を解いて本番に備えました。MMCの入試にはこんな傾向の問題が出るとか、こういうパターンがあるとかの対策もやりましたよ。
平舘
私もピアノが弾けるだけで、和声とか楽典とか全然やったことがなかったんです。MMCを受験するにも「何をしたらいいのか分からない」というのが正直なところでした。

—受験に際し、誰か先生に師事しましたか?

村内
MMCの冬期受験講習会で糀場(富美子)先生が和声をみてくださいました。それが受験直前の12月だったんですけれど、先生が「1~2か月だけでも教えてもらったら変わるよ」っておっしゃられて。そこから糀場先生、土屋(真仁)先生という最強タッグで教えていただきました。
平舘
私は何もわからなかったので、とりあえず高2の時に冬期受験講習会へ行きました。そこで糀場先生と石川(洋光)先生を紹介していただいて、初歩から勉強したんです。これが高3だったら間に合っていなかったと思います。
受験に際し、誰か先生に師事しましたか?

—受験生時代のスケジュールを教えてください。

村内
受験直前は毎日、朝起きて、和声をやって、伴奏付けをやって、ちょっと行き詰って、多摩川土手を散歩して「どうしよう、本当にこれで間に合うのかな」なんて思いながら、帰ってきてまたやって、みたいな感じでした。
平舘
私は高2の時から週2回、和声と伴奏付けのレッスンを受けました。先生方は厳しくも、分かりやすく根気強く教えてくださったので「頑張ろう」という気になって。1年間ですごく力が付いたと思います。

—受験での提出作品はどんな楽曲でしたか?

村内
その頃はDAWで打ち込むという概念も技術もなかったので、ピアノの曲と、ピアノの弾き語りスタイルみたいな感じの曲でした。
平舘
私は受験の課題で生まれて初めて作曲したのですが、オーケストラをやってしまいました(笑)。石川先生も「オーケストラは無理じゃない?」とおっしゃったのですが、どうしても劇伴のオーケストラが書きたかったんです。パソコンも持ってなかったので、機材を揃えるところから始めて全部揃ったのが高3の夏。そこから書き始めて、提出の1月末ぎりぎりまで半年くらいかかりました。
村内
僕はパソコンが届いたのが1月でした(笑)。
受験での提出作品はどんな楽曲でしたか?

—MMCに入学して一番楽しかったことは?

村内
去年、弦楽四重奏をやったことです。自分で奏者を探し、自分で構成を考え、自分の書いた曲を音にしてもらいました。すごくいい経験になったし、何より嬉しかったですね。「音大で音楽してるな」って思いました。
平舘
私も去年、テンポの速いファンクっぽいビッグバンドを書きました。それを「4リズムヘッドアレンジⅢ・Ⅳ」の授業で、プロの演奏家の方に、アドリブを交えてすごくかっこよく吹いていただいたことです。普段DAWでやっていることを生音で聞けたのは感動でした。

—MMCの授業や課題で苦労していることは?

村内
とにかく課題の量が、日々もう・・・。やればやるほど身に付くのでいいことなのですが。
平舘
私も課題です。そのために個人的にレッスンを受けていて、月・水・木・金曜がレッスン日です。

—授業のない日のスケジュールを教えてください。

村内
平日は課題をやったり、自分で曲を書いたり。バイトもやっているんですが、夜しかできないので深夜10時から3時くらいまで入れています。土日はゲームと草野球しかしていないですね。
平舘
とにかく課題が間に合わないので、土日も朝起きたらずっと曲を書いているという生活です。私は自分に課していることがあるんです。それは月曜から金曜までの間は祝日しか絶対休まないこと。祝日を楽しみに生きているのですが、今月はないので残念です(笑)。※2023年6月に取材。
授業のない日のスケジュールを教えてください。

—卒業後の目標や夢はありますか?

村内
人生の目標として、映画の音楽・脚本・監督を全部一人でやりたいです。何十年後になるかわからないですけど。
平舘
私は作曲を学ぶきっかけが劇伴だったので、アニメとか映画の音楽を作りたいです。

—MMCを目指す受験生の方々へアドバイスを。

村内
僕は音楽高校に行ってないので、そういう方へのアドバイスを。ずっと音楽をやってきた人の方がスタートラインは僕らより前で、それはどうしようもないこと。でもやっていくうちに、自分にしかないモノとか、自分にしかない感性が出てくるはずです。だから受験も大学生活も大丈夫ですよ。どうにかなります!
平舘
和声とか伴奏付けとか楽典とか、とにかくやらなくちゃいけないことがたくさんありますが、どれだけコツコツできるかがポイントだと思います。あとは提出作品を期日までに絶対書き上げること。ぜひ全力で頑張ってください。
MMCを目指す受験生の方々へアドバイスを。