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川村ケン×ソングライティングコース在校生座談会その2 毎日どんなことをやっているの?

前回『曲作りって何? どうやって作るの?』では、どんなときに曲ができるのか、また、作曲のときに使う機材などについて在校生のみなさんにお聞きしたが、今回は、学校での普段の生活やプライベート、アルバイトのことなどにスポットをあてた。



――では、普段の生活などについてお聞きしたいのですが、西川さんからお願いします。

4限は大好きなギター、その後が楽典・コード理論です。
大好きなギターの練習に余念がない柳澤 璃李子さん。

西川さん:わたし、朝はカフェに行く習慣があって、甘いもの食べて、本を読んで、一息ついてから学校に行っています。……はい、何を読んでるかですか? 『すてきなわたしになるためには』みたいな本です(笑)。

川村先生:カフェで歌詞などを書いてるわけじゃないのね!?

西川さん:……はい(笑)。あえて、音楽から離れて静かな時間を持つのも大切なんです。でも、普段からドラマとか映画の主題歌から閃くことも多いので、何かしら音楽はずっとかけてます。アンテナを張っておく意味も込めて、ヒットチャートもののラジオ番組とかは、よく聴いています。

柳澤さん:一週間で特にてんこ盛りな日は火曜日なんですけど、2限の英語から始まって、3限のドラム、4限は大好きなギター、その後が楽典・コード理論です。わたしは楽譜がちょっと苦手なので、すごく勉強になってます! 今は、コード譜もメロ譜もちゃんと書けるようになってきましたよ。最後はシンセの授業。難波先生がいろんな音楽を聴かせて下さるので、メモを取って、あとからYouTubeなどで、じっくり聴き返したりしています。そして、次の日は、大抵専攻の課題提出日なので、夜は自宅で曲を仕上げると。ちょっとフラフラになりますけど(笑)。

――プライベートでライブ活動もやってるんでしたよね?

柳澤さん:はい! 2年生になってからは学校が忙しくなってきたので、土日にライブをしていますが、それでも月3本はやっています!

音楽の話が楽しい
沙魚川 勝紀くんは、先生方といろんな音楽の話ができるのが楽しいという。

沙魚川くん:自分は金曜日が好きで、音楽関連の授業はキーボードしかないんですけど、その授業では、先生と色々な音楽の話ができたり、理論で分からなかったことを教えてもらえたりするのが好きです。最近聞かせてもらったのが、「バナナの叩き売りをそのまま演奏して、ちゃんとジャズになっている」っていうもの(※1)なんですが、ときにはキーボードそっちのけでそんな話をいろいろしています(笑)。

――休日はどんなことをしていますか?

沙魚川くん:このあいだは、秋葉原に行って部品をあつめて、ヘッドフォンアンプを自作しましたよ。

川村先生:本当に手先が器用なんだねえ! 沙魚川くんは自作の楽器もあるものね。

シャジャリさん:休みの日は課題を中心に曲を作っていることが多いのですが、とにかく、音楽はいつもかけるようにしていますね。本を読んだりするのも好きですし、あとは――ワイン(※2)ですね! 音楽かけて、ワインを飲みながら本を読んで……。

川村先生:シャジャリさんは、お酒飲んでもよい年ですものね。飲みながら作曲もするの?

シャジャリさん:作りますよ。落ち着いた曲を作るなら、……赤ワインがいいです!(笑)

209にこもりっきり
J-209教室は、プロ仕様の作曲機材が揃っている。

石川くん:3年生になると、例えば水曜日など、授業が少ない日もできてくるのですが、逆に、制作作業に充てられる時間が増えるので、かえって、充実しています。引きこもれるっていうか。授業は1限分ですが、作業のできる209教室がほぼ丸1日使える日なので、早く来て、授業までも授業後も209にずっといますね。先生がそばにいてすぐに質問できるし、何でも教えてもらえるし。

川村先生:石川くんはいつも早いよね! 10時過ぎには来て、夜までいるもんね。いや、でも、打ち込みや宅録で曲を作るならそのくらいガッツリ時間をかけて凝らないとね。プロミュージシャンになると定期的な休みがあるわけじゃないし、仕事が立て込んでるときなどは、3日ぐらいずっと続けてたりしますから。今のうちから、少しずつ慣れておくのもいいかもね(笑)。

石川くん:そうですね。バイトもしているので、あんまり長い時間寝ないですね。

冨田さん:反対に、わたしは寝るのが一番好きなので、朝も両親に起こされるまでなかなか起きられなくて……。

一同:(笑)

川村先生:そう、睡眠は大切ですよ。本当はしっかり寝たほうが作業効率もいいんですよね。なかなかやめ時が難しいですけどね(笑)。

冨田さん:火曜日はアンサンブル実習があって、3年生みんなでバンドをやったりして楽しいです。その後、「アジア音楽の理論と総合」という授業を取っています。この授業は、ガムラン(※3)歴何十年っていう先生が教えてくれる、ここでしか学べない授業なんで、いつも楽しみにしています! 授業の後は楽しい余韻が消えないうちに飲みに行ったりしちゃいます。

川村先生:まさにキャンパスライフだね! でも、せっかくなので、帰ってから曲も作ってね(苦笑)。

冨田さん:わたしは、ちょっとずつ作っていくよりも、まとめて集中してやりたい方なんですね。課題なんかも、提出日前の土日とかでまとめてこなすようにしています。その分、曲のインスピレーションを得るためにも、休みの日や遊びの時間を大切にしていて、旅行などにもできるだけ行くようにしたりしています。

川村先生:確かに、たくさんインプットをしないと、アウトプットもできないからね。いろんな経験をしたり見識を広めるのは、楽器の練習や機材の習得と同じくらい、本当に大切なことだよね。



※1 バナナの叩き売りを……:エルメート・パスコアールという、ブラジルの有名ミュージシャンの『Feira de Asakusa』という曲。

※2 ワイン:現在1年生のシャジャリさんは、留学から帰国後に本学に入学している。入学時すでに成年を迎えているので、ご安心を。

※3 ガムラン:インドネシアの民族楽器。おもに打楽器によって構成されるのが特徴で、日本ではヒーリング音楽としても注目される(参考:Wikipedia『ガムラン』項)。



座談会の参加メンバー

座談会参加者

写真左から、シャジャリ デララさん、沙魚川 勝紀くん、西川 愛さん、川村ケン先生、冨田 響さん、石川 晃士郎くん、柳澤 璃李子さん。