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ポピュラー・インストゥルメンツコース 卒業生インタビュー 2010年度卒業生 成尾 憲治 ~学生生活編~

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― 無事に合格し、東京での新生活をスタートさせた成尾くんですが、入学後の学生生活について教えてください。一人暮らしでしたか?


成尾 憲治さん(以下、成尾):いえ、姉が既に東京に住んでいたので、シェアリングして一緒に住んでいました。


― アルバイトはしていましたか?


成尾:ほとんどやってなかったですね。


― 大学にはすぐ馴染めましたか?


成尾:はい、スタジオがあるJ館はもう、すぐに馴染んで入り浸りました(笑)。


― 友達はどうです?たくさんできましたか?


成尾:はい。初めは同じコースの学生と仲良くなって、よく一緒に過ごしてましたね。それから「アンサンブル実習」の授業を通して映放コースの学生とも仲良くなりました。映放コースの卒業生の先輩方を紹介して頂く機会も度々あり、それが今の仕事に繋がったりもしているので、出会いに感謝しています。


― 学生時代の成尾くんの『とある一週間』を教えてください。


成尾:そうですね……、学年によりますが、1年生のときは、毎週水曜にある「演奏実技」のレッスンや、絶対に落とせない必修科目がある日だけ、大学に来ていましたね。後はバンド活動をしたりとか、友達と遊びに行ったりとか。最初はあまりマジメな学生じゃなかったかも(笑)。でも3年生になったあたりから、月曜から土曜まで毎日大学のスタジオに入り浸り、8時間くらいギターを練習するようになりました。


― 野呂先生の印象や、「演奏実技」のレッスンはどうでしたか?


成尾:野呂先生はルックスからそれまでクールなイメージを持っていましたが、和やかな印象で驚きました。いろいろと冗談もおっしゃっていて面白かったです。円熟味のあるジョークが特に(笑)。「演奏実技」のレッスンは、僕は譜面が苦手だったので、譜読みの部分では大変でしたね。コードやスケールなどは得意分野だったので、わりとすぐに理解でき、自分の演奏に応用できました。


― 苦手だった譜読みは、どのように克服しましたか?


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成尾:いろんな曲にたくさん触れていくことで、実用的な読譜のコツを掴んでいきました。例えば「アンサンブル実習」の授業で初見演奏する映放コースの学生が書いた譜面とか。基本的に映放コースの皆さんの譜面は難しいことが多いので(笑)。たまに不自然な譜面もあったりしましたが、それも含めていいトレーニングになりましたね。ギターなのに4度の駆け上がりがある譜面があって、「これはギターの構造上、弾けないよ」みたいな(笑)。


― アンサンブル実習は映放コースの学生にとっても、楽器法を学べる良い機会ですね。


成尾:お互いに刺激し合える良いシステムだと思います。


― 野呂先生からの『心に残ったこの一言』は何ですか?


成尾:先生はプレーヤーというだけでなく、コンポーザーでイノベーターなのだと思います。「何を練習すれば良いかわからない時は、思いついた事をとにかく全部やるんだよ」と言われたことは忘れられません。それは今でも心がけて実践しています。弾けないものがあるとマズいだろうと思い、クラシックギターの練習まで始めました。


― 「演奏実技」のレッスン以外、例えば作曲関連の授業や必修科目の授業で、思い出に残っている授業はありますか?


成尾:授業の内容ではないんですが、難波先生や宮城先生が話してくださるこぼれ話がすごく面白かったのが印象に残っています。


― 音楽業界のウラ話的な?


成尾:そうですね(笑)。それから、三枝先生のレッスンは面白かったです。いろんなことをズバズバと言ってくださるので……。「こんな曲、やっていて楽しい?」と言われたり、「これは古いなぁ」と言われたり。あと、「ギタリストはカッコよくないとダメだから、スーツを着て演奏しなさい」と言われたのには驚きました(笑)。


― 大学以外の時間は、どのように過ごしてましたか?


成尾:自分のバンドの活動、それから、サポート演奏やレコーディングに参加していました。


― その『自分のバンド』のメンバーは、入学してから集めたメンバーですか?


成尾:そうですね。というより、自分のバンドは同じコースの仲間と組んでましたよ。彼らとの付き合いは今でも続いてます。学生の頃は、他にも5~6組のバンドを掛け持って活動していました。


― そんなに!? バンド活動だけでスケジュールが埋まってしまいそうですね。


Iv_inst_23成尾:曲を覚えるのが大変でしたね。でもスケジュール的にはそれほどキツくはなかったですよ? ライブは月に7~8本くらいでしたから。1つ上の学年の、ベースの森田(悠介)先輩やドラムの今井(義頼)先輩は、ホントに毎日ライブをやっているような感じでしたし……。


― それでも週に約2回のライブ、学校にも行って、それプラスでレコーディングの仕事にも参加してたわけですよね? そんなにたくさん音楽活動をしていたら、遊ぶ暇もなかったのでは?


成尾:いえ、そんなことはないですよ! みんなでよく飲みに行ったりしました。ブルースバーに出掛けて、泥酔しながらギターを弾いたりしたこともありましたね(笑)。


― そんな大学生活の中で、一番楽しかった出来事は何ですか?


成尾:いろいろありますけど、4年生のときが一番楽しかったですね。同級生の卒業作品のレコーディングに週4日くらいのペースで参加していたので、演奏家として一番充実してたと思いますし、毎日新しい発見があって勉強になりました。